雑感

2010年03月31日

●結婚・卒業

 東京生活を始め、結婚式・新婚旅行・結婚披露宴・卒業式とつづき慌ただしい毎日。結婚披露宴では多くの世話になった方々が世代を超えて参加してくれる。一番うれしかったのは大学の後輩が参加してくれたこと。
 清水康之、湯浅誠著『闇の中に光を見いだす-貧困・自殺の現場から』(岩波書店・2010年)は、政権交代後に市民活動家から内閣府参与になった二人の対談。湯浅さんを追いかけたNHKスペシャルと似た内容。政治家、官僚、政治任用された専門家が連携するための課題が読み取れる。文藝春秋編『皇太子と雅子妃の運命-平成皇室大論争』(文藝春秋社・2010年)は、多くの宮中祭祀など明治維新後につくられた「伝統」が皇族の重い負担になっていると感じさせる。宮台真司、福山哲郎著『民主主義が一度もなかった国・日本』(幻冬舎・2009年)は政権交代の意義を改めて確認できる。気になったので宮台真司著『日本の難点』(幻冬舎・2009年)も読む。

2009年12月31日

●卒論

 卒論を書き上げ、査読を無事通過する。序章と第一章は展開できたが息切れ。学生大会で学生委員を退任する。なんとか1・2年生に引き継ぐ。年末には東京に引っ越して新しい生活を始める。
 蓮池薫著『半島へ、ふたたび』(新潮社・2009年)は、抑えた表現のなかに北朝鮮での生活の厳しさが垣間見える。辛淑玉、野中広務著『差別と日本人』(角川学芸出版角川oneテーマ21・2009年)は、被差別の立場にいながら権力中枢に身を置いた野中の複雑な心境が辛の問いかけで浮かび上がる。野中の孫はDAIGO(竹下登元首相の孫)のようにいかないとの現実に考えさせられる。

2009年09月30日

●夏休み

 8月は岡山で総選挙に没頭する。300議席を超える大勝で政権交代。
 卒論にむけて原武史著の鉄道に関する著書、『「民都」大阪対「帝都」東京―思想としての関西私鉄』(講談社・講談社選書メチエ・1998年)、『鉄道ひとつばなし』(講談社・講談社現代新書・2003年)、『鉄道ひとつばなし2』(講談社・講談社現代新書・2007年)を改めて読む。
 『「民都」――』は、規制の厳しい私設鉄道条例(のちの私設鉄道法)を避けて、軌道条例にもとづく「軌道」として標準軌で開業した阪急や阪神など関西私鉄をよく描いている。NHK教育テレビ「知る楽」で6~7月に放送された「鉄道から見える日本」の下敷きになる本。

お知らせ

2009年07月29日

●菅直人の子「就職し結婚」、三木武夫の孫「有権者に」

朝日新聞大阪本社版2009年7月29日
  
 民主党の菅直人代表代行(62)の長男、源太郎(36)が暮らす京都市のアパートに5月26日深夜、突然の来客があった。岡山2区の民主前職、津村啓介(37)だった。
 源太郎は過去2回の総選挙で岡山1区から立候補し、落選。今は京都精華大学4年生として、日本思想史を学ぶ。1区の落選者と2区の当選者が6畳一間で語り合った。
 「また一緒にやらないか」。津村は3度目の挑戦を持ちかけた。だが、源太郎は「来春には東京で就職して結婚する」と答え、出版・調査会社の名を挙げた。
 津村は「(父の)直人さんへの複雑な感情を吹っ切ったようだった」と振り返る。以前は、父をいつも強く意識しているように感じていた。
 中学で不登校になった源太郎は大検に合格後、「子どもの権利条約」の批准を求めるNGO活動に取り組んだ。政治家にと見込んだのは、直人の元秘書で、岡山市議の羽場頼三郎(60)だった。
 「息子としては一議席でも増やさにゃ」と、候補者のなり手がなかった岡山1区への出馬を口説いた。
 岡山市北部が菅家の本籍地。先祖代々の墓がある。羽場は「『菅』の名前が欲しかった」と打ち明ける。
 出馬を決めたのは、公示約4カ月前の03年6月。不安はあったが、羽場らの誘いに乗る決心をした。父からは「そうか、がんばれ」とだけ言われた。
 相手は自民党の3世議員、逢沢一郎(55)。途中から「父、菅直人」を連呼したが、約4万票差で負けた。
 2度目の挑戦に向けて活動を続け、父から「ポスター張りはメリハリをつけろ」など、指南も受けるようになった。しかし、郵政民営化をめぐる「小泉劇場」の逆風もあり、05年の得票は、前回を2千票以上も下回った。
 2年かけて票が減ったことは、こたえた。「政治家の家族は、知名度もあり出馬へのハードルは低い。しかし、その後、親の名前に乗った甘さがどこかに出る」。自分を見つめ直すため、落選の半年後、大学へ入学した。
 大学が夏休みの8月、津村の頼みもあり、民主党岡山県連の手伝いをする。だが、当面政治家を目指すつもりはない。「きちんと就職し、仕事を通じて普通の人の政治参加が少しでも身近になるよう貢献したい」
<後略>

2009年04月28日

●Rights結成9周年記念学習会のご案内

 選挙権・被選挙権年齢の引き下げと政治教育の充実をつうじた若者の政治参加をめざして、2000年にRightsを結成してから9年を迎えます。昨年10月には新刊本『18歳が政治を変える!~ユース・デモクラシーとポリティカル・リテラシーの構築~』(現代人文社刊)を出版して、国内外の実践事例を紹介するなど今日の到達点と課題を明らかにし、この変化が私たちの社会と政治にどのような意味を持つかを世に問いました。
 法制審議会が18歳成人について両論併記の中間報告をまとめるなど18歳選挙権が正念場を迎えるなか、本出版を契機に世代間格差と若者政策の理解が広がっています。私たちは結成9周年を記念して、スウェーデンの若者団体LSUを紹介するなど若者政策の第一人者で、法制審議会民法成年年齢部会委員など国の審議機関で積極的に政策提言している宮本みち子さん(放送大学教授)をゲストに迎え、若者政策について日本の現状と課題、海外の事例、今後の方向性などを意見交換するため下記のイベントを企画しました。ぜひお誘いあわせのうえご参加ください。

【日時】5月16日(土)15:00~17:00(受付14:45)
※13:00~14:00は同会場で2009年度通常総会を予定。

【場所】東京ボランティア・市民活動センター会議室B
JR・地下鉄飯田橋駅徒歩2分/TEL:03-3235-1171
新宿区神楽河岸1-1セントラルプラザ10F

【ゲスト】宮本みち子さん(放送大学教養学部教授)
 1947年生まれ。専門は青年社会学。社会学博士。日本をはじめ先進諸国の若者問題と若者政策研究に従事。著書は、『若者が《社会的弱者》に転落する』洋泉社、『格差社会と若者の未来』同時代社、「若者政策の展開―成人期への移行保障の枠組み―」『思想』No.983,2006、訳書は、ジル・ジョーンズ・クレア・ウォレス著『若者はなぜ大人になれないのか:家族・国家・シティズンシップ』新評論など。

【参加費】1,000円(学生500円)

<主催・お問い合わせ>
特定非営利活動法人Rights(ライツ)
〒104-0061 東京都中央区銀座8-12-11第2サンビル5階 ㈱第一総合研究所内
TEL&FAX:03-3248-8208

<お申し込み>
お名前(ふりがな)、職業・所属、TEL、E-Mailをご記入のうえ、こちらから5月15日(金)までにお申し込みください。当日参加も可能です。