●語り部
朝からプログラム。患者の体験談を聞く予定だったが体調不良とのことで聞くことができなかった。代わりに息子さんが操縦する漁船に乗って水俣湾を見る。国立水俣病総合研究センターで事前に送っていた毛髪中水銀濃度の検査結果を受け取る。さらに水俣市立水俣病資料館で語り部の話。1995年の政治決着を受諾した交渉派患者団体の代表。いくつもの勢力に分かれた被害者の立場を垣間見る。
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朝からプログラム。患者の体験談を聞く予定だったが体調不良とのことで聞くことができなかった。代わりに息子さんが操縦する漁船に乗って水俣湾を見る。国立水俣病総合研究センターで事前に送っていた毛髪中水銀濃度の検査結果を受け取る。さらに水俣市立水俣病資料館で語り部の話。1995年の政治決着を受諾した交渉派患者団体の代表。いくつもの勢力に分かれた被害者の立場を垣間見る。
博多から在来線で八代。大学の水俣ショートプログラムに参加する学生と教員計17名が新幹線、ムーンライト(18きっぷ)、ヒッチハイクなどで集合。31日(火)から2日(木)までプログラムがつづく。宿舎の乙女塚「みんなの家」には丸木位里・俊夫妻の胎児性患者と母を描いた絵が貼られていた。
岡山県の姫井由美子さんが勝利。ほんとにうれしい。比例の尾辻かな子さんは敗北。比例選挙の難しさを改めて感じる。
首相就任前(1999年)の小泉純一郎の言葉である。年金・財政・環境など若者に影響を与える政策が決められる場に意思表示してほしい。中田英寿がYouTubeで呼びかけている。
朝から森達也監督「A」「A2」を観て若者文化と社会のレポートを書き上げ、〆切直前に提出。晩はマス研の打ち上げ。
今日までに読み終わった本は、和田俊著『クメールの微笑 : カンボジアの民衆と社会』(朝日新聞社・1975年)と大橋久利著『赤い王国 : シアヌークとクメール・ルージュ』(河出書房新社・1975年)。どちらもポルポト政権誕生直後の本。カンボジア関係の本を4冊読んで感じたのは、ポルポト派が農本主義に立っていたこととシアヌーク時代に大臣などを務めたキューサンファンやフー兄弟らの公然活動家とポルポトやイエンサリらの非公然活動家とでは政治手法に違いがなかったのかという疑問だ。
日本社会の構造は試験。日本近代について政党政治と官僚制を例に論述する。アジアの地域研究Ⅰのレポートを手書きで仕上げて、メディア・リテラシー論とともに提出。晩は情報館パソコンカウンターのアルバイト研修。
メディア・リテラシー論とアジアの地域研究Ⅰのレポート課題に取り組む。メディア・リテラシー論ではデジタル技術を活用した「朝まで生テレビ」改造計画、アジアの地域研究Ⅰは身分制度について書く。
国際社会の構造は試験。銀行とTSUTAYAで所用を片づけて大学に戻る。ゼミが正式に決まって初顔合わせ。「自分に読書を強いるためにこのゼミを選んだ」と自己紹介する。気の合う友人が集まったので今後が楽しみだ。
昼休みにマス研のミーティング。合宿や木野祭の相談など。課題にとりかかろうとしたが細かい会計処理で時間をつぶしてしまう。
中学校1年生の社会科の授業からカンボジアに興味をもっている。授業を受けた1985年は国連・米国・中国・日本などが承認した民主カンボジア連合政府とベトナムの支援するヘンサムリン政権が内戦していたが、教科書でなくプリントとノートを使っていた講師は実効支配していたヘンサムリン政権(カンボジア人民共和国)およびポルポト時代の大虐殺を教えたので強烈に印象が残っている。
今回読んだD・ボゲット、鵜戸口哲尚編『カンボジアの悲劇 : 飢えと戦争』(成甲書房・1979年)は情報館で偶然手に取った本だが、授業とは異なる視点から捉えている。D・ボゲットさんがうちの大学の教授なので多少話してみたが、ポルポト政権前後の1970年代に書かれた本ではポルポト時代の農本主義などを分析している。極端な秘密主義をとったポルポト政権下のカンボジアの実態を把握するには時間がかかったとしても、どうしてこのような評価があったのかはフランス植民地時代、シアヌーク時代、ロンノル時代を含めてふりかえらなくてならない。最近書かれた山田寛著『ポル・ポト「革命」史 : 虐殺と破壊の四年間』(講談社・2004年)を読んで両方の視点から考えている。
若者文化と社会の補講でフェミニズムと黒人女性について講義と映画「ロング・ウォーク・ホーム」(リチャード・ピアース監督・1990年)の鑑賞。黒人社会における男女間の関係について考えさせられる。
上級英語Ⅰは最後の講義。20年教壇に立った英国人教員が帰国のためお別れ。若者文化と社会は社会メディア学科講演会と合同で岩本太郎さんの「フリーライターという生き方」について話を聞く。共謀罪反対のためにブログをつくり動画を流したところ運動が広がったとのこと。運動の方法論として興味深かった。
朝から京都市役所前で参院選比例候補の遊説。結構ビラを受け取ってもらえる。昼まで市内中心部で候補とともにスポット遊説を重ねる。候補は家族以外のハウスシェアリングを公営住宅で保障させた大阪府議時代の実績などをもとに、政策・制度の基準を家族単位から個人単位に変えようと訴える。離婚や国際結婚の率を挙げるなど内容も具体的だ。
日本社会の構造はまとめ。日本近代では「上から」の統合化は成功したが「下から」の規範化は失敗したとの話。「学生は徹底して考えることが大切」と言われる。アジアの地域研究Ⅰは韓国の食文化について講義。夕方は水俣SPに参加する1回生の旅行計画の相談に時刻表を見ながら乗る。晩は茶道の稽古。毎週つづけることでだいぶ慣れる。
夕方から参院選比例候補の事務所を訪ねる。公選はがきを渡して遊説日程などを確認する。
国際社会の構造は来週の試験の説明。上級英語Ⅰはスピーチ試験のつづき。社会メディア基礎演習Ⅲではゼミ希望を提出する。後期に始まるゼミでは読書量が増えそう。
今週は講義の最終週。世の中は祝日だが講義がある。メディア・リテラシー論では講師が民放アナのため講義中も新潟中越沖地震関係の電話やメールを受けていた。産業や技術とくにデジタル化によって地上波テレビ放送の無料放映など半世紀つづいてきたビジネスモデルが大きく変わる可能性があるのだと分かった。教育学ⅠAは発表の最終回で5名が駆け込み。
晩は祇園祭で去年は山鉾巡行を観たが今年は宵山を見る。知人の出店などで飲み食い。涼しくてよかった。
台風で遊説が大変だったのが嘘のような天気。試験や課題の準備など静かに過ごす。
参院比例候補の自動車で京都府内を終日遊説。京都市内だけでなく長岡京市・向日市・大山崎町も廻る。選挙区候補とは途中で遭遇したり選挙事務所を表敬したり。祇園祭の交通規制直前に四条河原町で訴える。昼食までは弁士が多かったが後は一人だった。久々にのどを酷使する。
上級英語Ⅰはスピーチ試験。年金と選挙の重要性を新有権者に訴える。若者文化と社会はジェンダーについて主に法制度面から戦後の変遷についての講義。期末でやることが増えてきた。
メディア・データ編集Ⅰでは課題を提出。テーマは「叡山電車に乗ろう!」。日本社会の構造では高度経済成長について流行歌を取り上げながら分析した。アジアの地域研究Ⅰは韓国の冠婚葬祭。同格の家同士の結婚だから別姓になるとの話は興味深かった。
水俣ショートプログラムの事前学習会でビデオを観る。いまチッソは携帯電話に使う液晶などをつくっているようだ。茶道の稽古では「今日は忙しくて来られないかと思いました」と先生に言われる。いよいよ参院選が公示した。
子どもの権利条約ネットワーク(NCRC)のホームページ一新とメールニュース発行準備。Yahooでも「子どもの権利条約」でトップに検索されるページから今後はさらにタイムリーな情報提供ができそうだ。
プレゼミの課題が終わっていないので、朝から情報館で本とウェブで情報収集してレポートを書く。国際社会の構造ではフラット化する社会について講義。上級英語Ⅰではペアをつくって会話テスト。指示の意味が分からず少し戸惑う。社会メディア基礎演習Ⅲではプレゼミの報告。だいたい希望するゼミも固まってきた。
警察署で道路使用許可書を受け取ってから集会の印刷物を準備したあと四条河原町へ。尾辻かな子さんの遊説を四条烏丸まで。ウェブやmixiをつうじてチラシまきなど協力してくれる方々が集まったのには驚き今後の可能性を感じる。集会では本人の決意表明とともに7名が一言メッセージを送った。
私からも「6年前の小泉旋風下の参院選でハンセン病回復者の森元美代治さんを応援した。とくに参議院には様々な立場の代表が議席をもってほしいと考えている。今までにもHIV感染者、アイヌ民族、視覚障害者、外国出身などの議員が誕生しているが、今回は尾辻さんに期待したい」とのメッセージを述べた。
久々にバスに乗って市内を移動して知人と昼食。夕方からひめいゆみ子事務所を陣中見舞。本部からも点検が来るなどさすが注目区。ちょうど表町商店街を練り歩くとのことだったのでマイク係で若干の手伝い。懐かしい顔にも出会う。
夕方まで画像ファイルを整理したあと在来線で岡山。はじめての天満屋ビアガーデンで友人と飲み食い。さらにゾロ目の会をしているkuyaでさらに飲み食い。ここで友人と別れて一人でもう一軒。私のことを知っている同年代とマスターを交えて話が盛り上がり深酒。
警察署で道路使用許可申請。上級英語Ⅰはスピーチなど。若者文化と社会はエスニシティの若者文化の2回目で在日コリアンについて講義。戦後日本国籍を失うなど不安定な法的地位に置かれた状況について詳しい講義だったので映画『GO』を観る時間がなかった。自宅で映画『シルミド』をビデオで観る。画像ファイルの整理で未明まで。
メディア・データ編集Ⅰで課題制作をつづける。日本社会の構造では戦時体制と戦後体制の連続性について講義。ともに官僚主導で目的が戦争遂行から経済成長に代わっただけとの話。ここで戦時下の「革新官僚」がすすめた電力国家管理法による「民有国営」が紹介された。国有だと国会に、民営だと民間にコントロールされるのを嫌った官僚の知恵だと聞いて、今回の社会保険庁の「日本年金機構」への移管を思い浮かべる。アジアの地域研究Ⅰは朝鮮戦争についての講義で映画『シュリ』や『シルミド』が紹介される。晩は茶道の稽古で集中する。
在日外国人と日本社会は最終講義。自分にできることを一人ひとり発表する。私は「特別なことではなく困っている人々への想像力と関心を失わないこと」だと考える。
晩は学友会総会と学生大会。学友会と自治会の意味もなかなか理解できないので、配布資料の棒読みはやめて短時間でポイントだけ伝えるなど運営の工夫が必要と感じる。自治会長や学友会副会長に意識をもった学生が就いたので期待したい。
マス研としては3分の2以上の出席要件を満たしたので晴れて満額の援助金を受け取ることとなった。終了後に部員有志で部室で飲食しながら懇談。
国際社会の構造はグローバリゼーションについて講義。上級英語Ⅰでは全員がスピーチ練習。社会メディア基礎演習Ⅲではプレゼミの2回目で奴隷解放に尽力した人々の紹介。
晩は参院選京都選挙区の立候補予定者による公開討論会。自民党の西田昌司さんは安倍首相の「戦後レジーム脱却」の京都版。米国占領下で制定された現行憲法に疑義を示すなど、公明党が推薦をためらうだけのことはある。
各候補同士の討論でも年金がまったく議論にならず憲法が焦点になったのは興味深かった。民主党の松井孝治さんが9条改憲による自衛隊のコントロールの必要性を問うたが、共産党の成宮真理子さんは今回の改憲論議が自衛隊をコントロールする趣旨で始まっていないことなどを答えていた。
やはり全員をじかに見比べ聞き比べるのは大いに参考になった。
メディア・リテラシー論はデジタル化による通信と放送の融合やワンセグなど産業や技術の影響について講義。教育学ⅠAは発表がつづいた。米国のいわゆる「落ちこぼれ」ゼロ法が生徒の個人情報を軍に与えることを認めているため、経済的理由で進学困難な生徒が軍に入隊して資金援助を得ているとの話には驚いた。
政党離れと無党派の増大が叫ばれて久しいが、市民の政治参加の手段としての政党について考える必要性を痛感している。公共財である政党は、ドイツのような政党助成金を活用したシンクタンクや、英国のような一党員と閣僚が議論できるような党大会など、各国の事例に学ぶことが多い。
民主党は、旧社会党の有権者から遊離した党員民主主義への反省から自民党型の議員政党になっているが、国会での法案対応などは国会議員が一義的な責任を負うとしても、中長期的な政治・政策課題や政治参加・政治教育など民主主義の基盤確立のための活動は党員が担い手になって積極的にすすめたらよいのだ。具体的な方法を模索したい。