血液型性格判断
- Date
- 2008-04-28 (月)
- Category
- diary
科学技術と社会Ⅰの講義で疑似科学としての血液型性格判断が紹介されたので、関係する文献・資料を読んでみる。松田薫著 『「血液型と性格」の社会史』(河出書房新社・1991年)によれば1920年代に心理学者の古川竹二の論文「血液型による気質の研究」から第一次血液型ブームともいうべき動きが起き、犯罪者や精神病者との関係などが論じられ、陸軍なども注目した。それから半世紀近く下火になっていたものを再び広めたのは1970年代に能見正比古が『血液型でわかる相性』(青春出版社・1971年)を発表してからだ。
こうしたパターン化は人間関係を円滑にすることもあるが、戦前のような差別意識にもつながりかねず、少なくとも科学の衣装をまとったかたちでの紹介は好ましくない。