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2008年5月

2008年5月31日 (土)

読書会

 山室信一著『憲法9条の思想水脈』(朝日新聞社・2008年)の読書会を隔週金曜日に始める。終了後には友人宅でじっくり話す。こういう機会をもっとつくっていきたい。

2008年5月30日 (金)

結成8周年

 今日はRights結成から8周年。ゼミ発表したことで輪読している本の内容が少し理解できてきた。

2008年5月29日 (木)

クラスター爆弾

 ダブリンでの軍縮交渉は保有・使用・製造・移転を禁止する条約案で合意にこぎつけた。対人地雷全面禁止条約では小渕恵三外相(当時)が賛成意見をまとめたが福田首相は指導力を発揮できるか。

2008年5月28日 (水)

口承文化

 地域研究特別講義Ⅱでアフリカの口承文化について講義。口承文化は活字文化に劣っているという印象を抱いてきたが、口承文化が活字などで記録されることで画一化され標準化される危険があることを知る。

2008年5月27日 (火)

科目同士の相互関係

 科学技術と社会、コミュニティと社会、現代の宗教、専門演習、現代社会と歴史認識などで学ぶ内容がつながっていると感じるのだがうまく説明できない。来月から課題図書などを読みたいと考えている。

2008年5月26日 (月)

科学の制度化

 科学技術と社会Ⅰで廣重徹『科学と社会史』を紹介しながら科学の制度化について講義。制度化の進展には国民国家の成立や大学への科学の取り込みがあるとの指摘。この制度化には資本主義国も社会主義国もなかったのだと感じる。

2008年5月25日 (日)

気分転換

 表町・南中央町・清輝橋・問屋町・野田・駅元町と市内をうろうろ。懐かしい友人・知人とゆっくり話すなどして気分転換になった。高井たかし事務所を訪問。内閣支持率の低下で解散総選挙が遠のいたとの観測のなか着実に確実に活動の質量を上げている。岡山1区は面白くなりそうだ。

2008年5月24日 (土)

岡山

 2ヶ月ぶりに岡山。天満屋ビアガーデンで飲もうと思ったが風雨が強いため断念。kuyaと北田バーという定番コース。

2008年5月23日 (金)

国政と地方政治

 ゼミ発表は無事終了。大学進学の動機となった読書を質量とも増やす必要を痛感。晩は関西の自治体議員と意見交換。後期高齢者医療制度について現場では早くから問題点が指摘されていたが国やメディアの対応は遅いとの意見に同感。国政と地方政治の意識ギャップが問われているかもしれない。

2008年5月22日 (木)

格闘

 朝から夕方までゼミ発表の準備。フーコーと格闘しているが翻訳のためか読み返さないと意味が十分理解できない。とにかく格好だけは整えたい。

2008年5月21日 (水)

キューバ

 来日しているチェ・ゲバラの娘アレイダ・ゲバラさんの講演を聞く。米国の経済制裁を受けながら革命50年を迎えようとしているキューバ。近年米国と距離をとる国が増えているラテンアメリカ各国の医師を養成するために医学校が設立されたらしい。世界中で多くのキューバ人医師が活躍していることもはじめて知った。

2008年5月20日 (火)

インタビュー

 社会調査Ⅰでインタビューの準備。AO入試でも感じたことだがインタビューされるのは慣れていてもインタビューするのは慣れていない。「インタビュアーはしゃべりすぎない」「相手が語っているときはひたすら聞く」「議論をしない」などの留意点に注意したい。

2008年5月19日 (月)

大きな政治

 文芸春秋6月号の麻生太郎と与謝野馨による「<救国提言>『大きな政治』にかえれ」を読む。気になったのは与謝野が「官僚は志の高いグループ」といい「政治主導というと書類の句読点にまで因縁をつけることだと思う政治家がい」て「官僚の士気を高め」るには「逆効果」だと述べている点だ。
 文芸春秋5月号で霞ヶ関キャリア官僚を離れた高橋洋一東洋大学教授の「『官僚帝国』の反逆者と呼ばれて」を読むと、いかに与謝野の認識が甘いかが分かる。高橋は霞ヶ関用語のワナとして政策金融機関の民営化をめぐる表現をとりあげ、持ち回り閣議に諮られた法案で「完全民営化」が「完全に民営化」と変更されていた事実を紹介している。父もかつて厚相として製薬企業への天下りの禁止を決めたとき、記者会見で配布された資料には勝手に「当面の間」との言葉が追加されていた。
 「大きな政治」=「官僚に都合のよい政治」になる心配が大きいのではないか。麻生や与謝野への擬似政権交代では「官僚内閣制」を変えられない。

2008年5月18日 (日)

ミャンマー・中国

 未曾有の大災害。異なる政治体制の国なので救援が困難な面も多いが、被災者支援のため粘り強く働きかけてほしい。

2008年5月17日 (土)

マス研新歓

 マス研新歓に参加。飲み放題のあと朝までカラオケ。今年も期待の新入部員が多数入部。今後が楽しみだ。

2008年5月16日 (金)

地続き

 学生有志で『映画 日本国憲法』の上映と意見交換。映画のなかで民主化と非軍事化は表裏一体との趣旨の発言があったが、男子のみとはいえ普通選挙や政党政治など一定の民主制が機能する国家がいかに戦争を引き起こしたのだろうか。軍国主義の独裁政権が戦争を起こしたとの考え方は、戦勝国が自国民を説得するため一般民衆と政治指導者を分けた意味では理解できるが、そうした政治体制と民衆の関係は問い直す必要がある。単なる今日の政治情勢にもとづく護憲・改憲の応酬ではなく、前近代・近代から地続きとなっている戦後の社会構造などを踏まえた議論を深めてみたい。

2008年5月15日 (木)

葵祭

 葵祭を見物。京都の三大祭のなかでも6世紀に始まる最も古い祭だ。千年を迎える源氏物語では、葵の上(光源氏の正妻)と六条御息所(光源氏の愛人)を乗せた車が見物場所を争い、牛車を破損させられた六条御息所が葵の上を恨むエピソードが描かれている。天気に恵まれるなか色鮮やかな行列を楽しんだ。

2008年5月14日 (水)

1年後・2年前

 国民投票法成立から1年を迎えた。18歳成人・選挙権をめぐっては内閣の年齢条項の見直しに関する検討委員会や法制審議会民法成年年齢部会などで法施行の2010年をめざして検討が始まっている。政治教育の充実策も並行した議論が急がれる。

2008年5月13日 (火)

いよいよ動くかLRT化

 RACDA(路面電車と都市の未来を考える会)の総会案内を受け取る。福田首相の施政方針演説で地域再生策の一つとして路面電車の導入が触れられたほか、岡山市に都市交通戦略会議がつくられた。いよいよ吉備線のLRT化が動くか期待して注目したい。

2008年5月12日 (月)

CHANGE

 木村拓哉主演のフジテレビ月9ドラマ「CHANGE」を見る。世襲議員は地盤が安定しているので選挙ばかりでなく天下国家を考えられるという話を思い出すが現実はどうだろうか。複雑な心境。

2008年5月11日 (日)

タンタンタンゴはパパふたり

 昨年の参院選で応援した尾辻かな子さんが前田和男さんとともに翻訳したジャスティン・リチャードソン文、ピーター・パーネル文、ヘンリー・コール絵『タンタンタンゴはパパふたり』(ポット出版・2008年)の出版記念会に参加する。同性愛と意識せずに自然と二人の父親ペンギンを受け入れられる内容で低年齢から簡単に読めるのでオススメ。

2008年5月10日 (土)

有馬温泉

 家族ででかける。日本書紀で舒明天皇が訪れたというから日本でも由緒ある温泉だ。有名なのは豊臣秀吉がたびたび訪れたこと。1590(天正18)年には千利休を呼んで大茶会を開いている。
 茶道具になっている有馬籠、人形筆などをつくる姿を見ることができた。炭酸せんべいは湧いている炭酸水に着目したものらしい。

2008年5月 9日 (金)

読書会

 昼休みに学生有志による学習サークルのミーティング。来週予定の上映会を皮切りに隔週で読書会を企画している。

2008年5月 8日 (木)

茶道

 稽古を再開。約半年ぶりのため点前袱紗(ふくさ)の畳み方を忘れてしまう。せっかく京都で学生生活を送っているのだから一人で点前できるよう努力したい。

2008年5月 7日 (水)

NPO法人手続

 大型連休が終わって講義が再開。連休中はほとんどRightsの事務を処理していた。とくにNPO法人として必要な内閣府への報告や法務局への登記のための手続は年1回なので記憶をたどりながら書類をつくる。

2008年5月 6日 (火)

日本の選挙制度

 NHK知るを楽しむ-歴史に好奇心「いつなぜ日本の選挙制度」を見る。4回の放映のなかで最も興味深かったのは第2回の昭和初期から戦中までの粛正選挙と翼賛選挙だ。どちらも一方的な軍部統制にとどまらず腐敗した既成の政治家を追放するという政治浄化が背景だった。
 きれいな選挙・政治という否定できないスローガンの下で、選挙・政治活動が厳しく規制される今日の状況にも通じる。腐敗はいけないが自由な選挙・政治活動は民主主義にとって極めて重要な要素だと感じる。

2008年5月 5日 (月)

祝日法

 憲法記念日、みどりの日、こどもの日は純粋に戦後にできた国民の祝日といえる。本来ならメーデーを祝日にして連休にすればよいと思うが最近は労働界からメーデーの祝日化を求める意見を聞かない。
 国民の祝日に関する法律は祝日は法律によって定めるべきとの戦後改革の流れのなかでできた法律だ。子どもの権利条約のchildの訳は「子ども」か「児童」かの議論で調べたところ、こどもの日は「児童祭」などの案を退けて採用された名称。ちなみに「母に感謝する」と書かれ父は登場しない。

2008年5月 4日 (日)

神戸

 大学の先輩・後輩と神戸観光。三宮から南京町、メリケンパーク、旧居留地をめぐってモザイクで夕食。京阪神というが大阪にも神戸にもなかなか足を運んでいない。

2008年5月 3日 (土)

高コンテクスト文化

 メディア・コミュニケーション論で、米国などの多民族・多文化の国々では明示的な低コンテクスト文化なのに対して、日本では高コンテクスト文化つまり「空気を読む」「行間を読む」といった暗示的でコンテクスト(状況性)依存型のコミュニケーション形態が強いとの話。
 でもKY(空気読めない)と言われた安倍内閣は、明示的で状況性に依存しないコミュニケーション形態だったわけでもない。価値観外交がその一環だったのかもしれないが、従軍慰安婦問題への対応などで価値の一貫性を自ら損ねている。

2008年5月 2日 (金)

戦う民主主義

 「寛容は非寛容に対しても寛容であるべきか」との話から「民主主義は全体主義に対しても民主的であるべきか」との話になった。
 私はドイツの国是というべき戦う民主主義という考え方に立つ。つまり「民主主義を否定することを認めない民主主義」で、ナチスによる独裁体制が民主的手続で成立した過去の反省を踏まえている。基本法によって自由で民主的な基本秩序を侵害する表現・集会・結社の自由などは禁じられ、そうした政党も違憲にできる。5%条項(比例代表で5%以上の得票か小選挙区で3名以上の当選がなければ議席を与えない)も同じ趣旨から採用されている。
 もちろん主権者による不断の努力が必要で、だからこそ政治教育の充実と未成年からの政治参加をすすめているのだ。

2008年5月 1日 (木)

メーデー

 1886年に米国シカゴで8時間労働を要求して始まったのが起源。非正規雇用の友人によると「やってくれないかな」と上司に頼まれて断ると二言目には「業務命令だ」と言われ、引き受ける仕事が増えて休日も出勤せざるをえないとの話。時給アップと雀の涙ほどのボーナスで喜んでいるので、厳しい言い方だが「会社にとって使いやすい人材になっているのでは」と忠告する。これでは過労死やサービス残業がなくならない。労働者の支え合いによる権利意識の向上と不当労働行為を取り締まる労働行政の充実が望まれる。

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