diary

2011年10月30日 (日)

39歳

 誕生日を家族と祝う。Facebookで多くの方々からメッセージをいただき感謝する。
 30代最後の1年は今までの市民活動を飛躍させたい。具体的には18歳選挙権の早期実現、子ども・若者参画やシティズンシップ教育に関する施策の自治体や学校をモデルにした具体化などを考えている。
 みずからが代表理事を務めるNPO法人Rightsを基盤に幅広く知恵と力を結集したいので、ご支援ご協力をお願いする。

2011年9月30日 (金)

大震災半年

 9月11日の大震災半年をめどに「震災ホームステイ」の活動を縮小する。多くの方々の協力で200組近い被災者に住まいをマッチングした。
 桐野夏生著『柔らかな頬』(文藝春秋社・2004年)、今野敏著『TOKAGE 特殊遊撃捜査隊』(朝日新聞出版・2009年)、小林久三著『皇帝のいない八月』(講談社・1978年)、井上寿一著『山県有朋と明治国家』(NHK出版・2010年)、ヴォイチェフ・ヤルゼルスキ著、工藤幸雄訳『ポーランドを生きる-ヤルゼルスキ回想録』(河出書房新社・1994年)。

2011年6月30日 (木)

私の視点

 5月18日の国民投票法施行1年を受けて18歳選挙権について投稿。政局が流動化するなか朝日新聞6月10日朝刊「私の視点」で掲載される。

2011年3月31日 (木)

震災ホームステイ

 東日本大震災を受けて、被災者を支援したい意思をもつ全国各地の方々に、 所有する空き部屋や空き家を無償で提供してもらい、 その住まいを希望する被災者に橋渡しする被災者支援マッチングサイト「震災ホームステイ」を始める。
 深澤真紀著『仕事の9割は「依頼術」で決まる』(双葉社・2010年)は、私のやっていた方法に近いと感じた。下村健一著『マスコミは何を伝えないか-メディア社会の賢い生き方』(岩波書店・2010年)では、著者が自分について事実と異なるWikipediaの記述を紹介している場面が印象に残った。私自身が不正確に記述されていながら、その他の記述は無批判に受け止めてしまう点を反省した。辻井喬著『茜色の空』(文藝春秋・2010年)を読むと、吉田対鳩山、福田対大平といった党内闘争が想像を絶する激烈さだったことが分かる。

2011年2月28日 (月)

民主党の課題

 官房長官から代表代行として民主党に戻った仙谷由人衆議院議員が「AERA」1月31日号でインタビューに答えている。なかでも注目したのは仙谷議員が「民主党はいま政策を持って住民の中に入っていくことが弱くなっている」として、「新しい公共」を例に与党としてすすめる改革的政策の地域運動化を今後の課題に挙げたことだ。すでに党内には「新しい公共推進本部」「一人ひとりを包摂する社会実現活動本部」など、運動をすすめる体制がつくられつつある。
 400名の国会議員を擁する政権交代後の党運営は試行錯誤がつづく。一番の課題は政策決定過程だ。内閣と与党が「二元化」した自民党政権への反省から「一元化」をはかっているが、法改正による増員が実現しない大臣・副大臣・政務官の政務三役に業務が集中する一方、野党時代に多用できた国会質疑は時間が限られ、質問主意書は禁止されている。
 09年9月の鳩山政権誕生とともに廃止された政策調査会は、10年6月の菅政権誕生で復活して党内論議は活発化したが、最終決定は内閣(政務三役)が担うため「提言」にとどまる。さらに10年9月の内閣改造で政務三役から党に戻った議員を中心に、内閣と与党の政策が大きく食い違わないよう「提言」を実現可能な内容にするため、自分の意見が反映しない議員の戸惑いや不満が蓄積している。
 日本が議会制度の手本にする英国で、内閣や党の役職つかない議員はバックベンチャーと呼ばれ、基本的には「採決要員」である。日本でバックベンチャーの能力や意欲を活用する仕組みは「事業仕分け」の調査員などにとどまっている。今後は政務三役の不足を補うため、首相特命チームや政務三役を長とする検討チームへのオブザーバー起用を広げてほしい。すでに「一人ひとりを包摂する社会」特命チームに辻元清美衆議院議員と松浦大悟参議院議員、枝野幸男行政刷新担当大臣(当時)が設置した行政透明化検討チームに本多平直衆議院議員が参加している。オブザーバーの増員にはマネージメントを専任で担当する首相補佐官級の国会議員が必要になるだろう。
 だが仙谷議員が述べるように政党の役割は政策立案だけではない。自治体議員や潜在的な議員候補である一般党員(活動家)を含めた政策運動の担い手が求められる。担い手が不足する現状に象徴される民主党の課題をひきつづき考える。

2010年12月31日 (金)

再会

 11月に岡山と京都へ。岡山では披露宴に参加してくれた方々と会食。京都では母校の大学祭に参加して自治会やマス研のメンバーと再会。急な呼びかけにもかかわらずゼミ生で先生を囲んで食事した。
 前田和男著『民主党政権への伏流』(ポット出版・2010年)は、旧社会党、旧日本新党、平成維新の会など、長期一党支配打破をめざした様々な潮流を丁寧に紹介している。

2010年9月30日 (木)

選挙

 7月と9月に大きな選挙。NPOにとって選挙は、自らの課題を政治争点化できる意味はあるが、人事が動くため働きかけが断続的になる。
 佃由美子著『日本でいちばん小さな出版社』(晶文社・2007年)は、トーハンと日販の二大取次との付き合いの描写が面白かった。下田博次著『学校裏サイト』(東洋経済新報社・2008年)は、さまざまな事例紹介に驚きながらも、単なる規制では効果がなくネットリテラシー養成が近道と感じる。

2010年6月30日 (水)

10周年

 周辺が大きく変化するなか静かな日常生活を送っている。18歳成人・選挙権が実現しないまま国民投票法が5月18日(火)に施行された一方、Rightsメンバーが大型連休にでかけたスウェーデンスタディツアーの報告会を5月30日(日)に実施した。この日結成10周年のRightsも子ども・若者政策も大きな転換点を迎えている。
 大学卒業にともないNPO活動に役立つ本をつづけて読む。貝ノ瀬滋著『小・中一貫コミュニティ・スクールのつくりかた』(ポプラ社・2010年)は、学校選択制や民間人校長のような劇的な手法をとらなくても学校を変えていく一例を示している。
鵜尾雅隆著『ファンドレイジングが社会を変える』(三一書房・2009年)、武永勉著『こうだったのかNPOの広報』(大阪ボランティア協会・2010年)は、NPOが市民に広く寄付やイベント参加など支援を呼びかける際に、支援者の観点に立つことの重要性を感じた。
チャールズ・P・ガルシア著、池村千秋訳『ホワイトハウス・フェロー-世界最高峰のリーダーシップ養成プログラムで学んだこと』(ダイヤモンド社・2010年)で、ケネディ後継のジョンソン政権が大統領夫妻や周辺の想いでつくった仕組みだと知る。

2010年3月31日 (水)

結婚・卒業

 東京生活を始め、結婚式・新婚旅行・結婚披露宴・卒業式とつづき慌ただしい毎日。結婚披露宴では多くの世話になった方々が世代を超えて参加してくれる。一番うれしかったのは大学の後輩が参加してくれたこと。
 清水康之、湯浅誠著『闇の中に光を見いだす-貧困・自殺の現場から』(岩波書店・2010年)は、政権交代後に市民活動家から内閣府参与になった二人の対談。湯浅さんを追いかけたNHKスペシャルと似た内容。政治家、官僚、政治任用された専門家が連携するための課題が読み取れる。文藝春秋編『皇太子と雅子妃の運命-平成皇室大論争』(文藝春秋社・2010年)は、多くの宮中祭祀など明治維新後につくられた「伝統」が皇族の重い負担になっていると感じさせる。宮台真司、福山哲郎著『民主主義が一度もなかった国・日本』(幻冬舎・2009年)は政権交代の意義を改めて確認できる。気になったので宮台真司著『日本の難点』(幻冬舎・2009年)も読む。

2009年12月31日 (木)

卒論

 卒論を書き上げ、査読を無事通過する。序章と第一章は展開できたが息切れ。学生大会で学生委員を退任する。なんとか1・2年生に引き継ぐ。年末には東京に引っ越して新しい生活を始める。
 蓮池薫著『半島へ、ふたたび』(新潮社・2009年)は、抑えた表現のなかに北朝鮮での生活の厳しさが垣間見える。辛淑玉、野中広務著『差別と日本人』(角川学芸出版角川oneテーマ21・2009年)は、被差別の立場にいながら権力中枢に身を置いた野中の複雑な心境が辛の問いかけで浮かび上がる。野中の孫はDAIGO(竹下登元首相の孫)のようにいかないとの現実に考えさせられる。

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